コントラバススタンドの必要性について、結論から先に行ってしまうとあったら便利だけどなくても大丈夫なものです😅
この記事ではスタンドの種類や価格などから、自分で作ってしまおうという猛者の方へ向けて製作方法についても少し触れたいと思います。
スタンドの必要性について
スタンドがない場合の置き方について説明します。
まずは立て掛ける方法です。部屋のコーナーに裏返して立て掛けます。(駒や指板が部屋の角の方を向くように)このように置くととても安定します。地震などがあってもそう簡単に倒れることはないでしょう。
裏返す理由はその方が安定するのと、ネックへの負担をかけないためです。
次に横置きという選択肢がありますが幅65~70cm・厚み40~45cm・全長180~200cmほどのコントラバスを部屋に置くことを想像してみてください。
大人が一人自宅に居候していて常に床で寝ているようなものです。このような置き方ができる方は当然家が広いと思いますのである程度資産をお持ちであると想像できます。スタンドを購入しましょう。
スタンドがなくても保管できるため必ずしも必要ではありません😅
僕個人としてはよく映画やドラマなどでジャズバーの場面の時に小ステージ上にコントラバスがピアノと並んで立っているのを見ることがあって、それがおしゃれでかっこいいと思うのです(笑)
お気に入りの楽器がディスプレイしてあったらいいですよね😊
スタンドの価格について
コントラバスのスタンドは結構お値段が高いです。
おそらく日本で一番ポピュラーなこのスタンドは約12000円~20000円くらいの価格で販売されています。
4000円ほどで購入できるこのようなスタンドもあります。
このタイプの正式名称はわからず、僕はワイヤースタンドと勝手に呼んでいますが、エンドピンを下の丸い皿にのせて、ミドルバウツ(楽器のくびれ)の部分を挟むようにして立て掛けるスタンドです。
チェロなどではこのスタンが使われることも多いですが、コントラバスをのせるには見た目が貧弱で不安になってしまいます。
このタイプもあります。これは結構しっかりしていて重心をうまく捉えている感じがあります。また後ろに弓もかけられていいですね。価格は10000円ほどです。
自作のスタンドについて
ちょっと写真が見づらくなってしまってすみません。
木の角材が枠の形に組まれていてその上に楽器とあたる部分の平板を取り付けています。後ろには背中を支える支柱がたっています。
このスタンドは材料費だけなら1500円ほどです。
製作方法は簡単です。注意点なども踏まえて解説します。
製作方法
ベースランド式の作り方
僕の製作方法はこのような形になります。
安い角材を買ってきてまずは四角い枠を作ります。木ねじでしっかりとつなげましょう。(電動ドライバーがあると楽ですがなくてもできます)
その枠を必要な高さになるまでいくつか作製し重ねます。枠の内側の四隅に角材を打ち付け、ずれないように固定してそれぞれの枠を連結します。
最後に後ろに支柱を立てて完成です。広葉樹の硬い木で作ってしまうと加工が大変です(その分しっかりとした重みと耐久性のあるものが完成しますが)、杉などでいいと思います。
その他の簡単作成方法
ホームセンターで大きな木材が手に入る場合にはこのように5つのパーツから作ることもできます。木ネジで数か所固定すれば強度としては十分です。
寸法と注意点
寸法は大体このくらいです。
天板は水平でも大丈夫です。もし角度をつけるとするならば前後で高さの差が3cmくらいです。(角度では4度くらいです。)
製作するときの注意点はこのように角が”面”で当たっていることです。
点で当たるようになるとフチにめり込んで跡がついてしまいます。
コントラバスのアウトラインをよく見ながら角度を調節しましょう。
コントラバスがそびえていると迫力があります。皆さん余裕があればぜひ作ってみてください!黒や紺に塗装すると楽器の色をぐっと際立たせてくれますよ!
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