BASSLAND

東京葛飾のコントラバス販売専門店『ベースランド』です!商品紹介や修理調整、工房日記など載せています。

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夏場のバスバッグはあつあつぅ~ 松脂を持ち運ぶ際の注意点と管理方法について

 

みなさんこんにちわ!

今年も梅雨が明けたと思ったら大変な猛暑となりました( ;∀;)

気温や湿度が一年で最も高くなるこの季節、楽器の管理にも注意が必要ですが、見落としがちなのが”松脂”の管理です。

 

 

 

コントラバスの松脂は太く重い弦で演奏するために引っかかりが強いものである必要があるため、バイオリンなどのものより柔らかく作られています。

 

その為、夏の暑さでケース内で溶けてしまうことがあります。

冷えれば元の形に戻ることも多いですが、元の品質には戻らないということをし知っていますか?

 

この記事では夏場の松脂の管理方法についてご説明します。

 

 

【松脂の管理方法】

 

  • 自宅で保管する場合は冷蔵庫で保管するのがベストです。直射日光の当たらないエアコンの効いた部屋や冷暗所で保管しても大丈夫です。
  • 外で演奏する場合や学生の方で合宿や屋外練習の時にはクーラーボックスを活用しましょう。

 100円均一ダイソーで販売しているクーラーボックスは安くて、軽いのでお勧めです。

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【弓毛の松脂について】

 

弓毛に付いた松脂にも注意が必要です。

エアコンの効いていない室内に置いていると、暑さで弓毛についた松脂が溶けて固まってしまうことがあります。

 

松脂をつけすぎているということも考えられますが、毛全体がボンドで固めたような状態になり、著しく演奏しづらくなります。

 

そのような場合には、柔らかめの歯ブラシやヘアブラシ、くしなどでゆっくりと丁寧に溶かしてあげましょう。

弓毛は思ったよりも切れやすいため、優しく行うことを心がけてください。

ある程度ばらけるまで行った後は、しばらく松脂を塗らずに練習を続けましょう。

元の状態に戻っていきます。

 

 

【弓の毛は濡らしてはならない】

 

松脂を水で洗おうと考える方もいらっしゃいますがこれは絶対にしてはいけません。

松脂は水に溶けて流れることはありませんし、毛を痛める原因になってしまいます。

 

つけすぎた松脂は演奏中に自然に落ちてくるのを待ちましょう。

アルコールティッシュや乾いたタオル、くしなどでこするのもよくないです。

 

練習後は竿についた松脂だけをきれいにふき取り、毛を緩めて涼しい場所で保管しましょう。