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東京葛飾のコントラバス販売専門店『ベースランド』です!商品紹介や修理調整、工房日記など載せています。

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エンドピンのオーダーメイド製作について


みなさんこんにちわ!

今回はエンドピンのオーダーメイド製作についてお話します。

 

日本には数社のエンドピン製作メーカーが存在します。それぞれのメーカーでは日本の高い技術力によってあらゆる材質で精度の高いエンドピンが製造されています。

既存品でもかなりの商品がある昨今ですが、どうしてもカバーできない一部の方に向けて個人の演奏家向けにオーダーメイドをすることも可能なのです。決して工業製品ばかりではないというお話をしたいと思います😊

 

 

エンドピンのオーダーメイドが必要な場合ってあるの?

たとえば現在市販されているコントラバスエンドピンの太さには主に8mm、10mm、12mm(一部15mmなどもある)があります。

12mmのエンドピンは安価な楽器や一部の海外製品、一部のアップライトベースなどに取り付けられていることがあります。オリエンテにもHB-25、35はこちらを採用しています。

 

この12mmエンドピンの中にはとても短いものがあり。例えば背がとても高い人ですとエンドピンを目いっぱい伸ばして使うことになります。

ソケットと呼ばれる留め具の内部にほんのちょっとしかエンドピンが入っていない状態となり不安定に鳴ります。(アップライトベースも同様に短い場合があるようです)

 

他にも既製品の物では溝の位置が合わないという場合や材質を特別なものにしたい。先端の形状やキャップなどを変更したい場合などが考えられます。

 

エンドピンの寸法指定について

こちらは実際に製作されたコントラバスの図面の一部です。

エンドピンの長さ400mm、太さ12mm

溝の位置は先端からキャップを入れて290mm、235mm、180mmの三か所につけています。これは立位、高椅子、普通椅子の3パターンでの使用を想定しています。

 

このようにかなり細かい指定が可能なのです。

もう”自分の欲しいエンドピンはないんだから”などと悲観する必要はありません🤔

 

材質について

材質はさまざまなものがあります。※写真はイメージです。



スチール、ステンレス、真鍮、チタン、カーボンなどです。それぞれに振動しやすさなどが違うため音に変化があります。※スチールは大抵さびない様にメッキしてあるよ!

その楽器に合ったものという考えもありますのでどれがいいかとは言えません。

 

メーカーによって使用できる材質とそうでないものがあるので注意が必要です。

また違う材料を二層や三層にする技術もあり、カーボンと金属を合わせることもできます。(技術はどこまでいってしまうのかと感心します😅)

 

ご注文について

当店にて代理で注文等の手続きをいたします。

また楽器をお持ちいただければ長さや太さなど相談することも可能です。メーカーにて見積を作成することも可能です。

お気軽にご相談下さい!!

 

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